2018年3月25日(日)、晴天のもと、総勢40名にてハトバスをチャーターして、日ロ友好の歴史を刻む、静岡県沼津市の戸田(へた)造船郷土博物館の見学旅行に行ってきました。安政元年(1854)11月、ロシアのプチャーチン提督が軍艦ディアナ号にて来日、日露通好条約締結に向けて下田で交渉している最中、大地震が発生。その後の悪天候も影響して、ディアナ号は大破、座礁してしまいました。その時に、地元の代官であった江川英龍の指揮のもと、地域の村民が総出でロシア人乗組員約500人を救助したという歴史が残っています。なお、ディアナ号は大破して利用不可となったため、ロシア人乗組員の設計により日本人の船大工たちが西洋式帆船を建造しました。この船は「戸田号」と名付けられて、プチャーチン以下47名がこの戸田号に乗って、無事にロシアに帰国しました。
戸田造船郷土博物館の2階から望む富士山の遠景
戸田号の模型
ディアナ号の模型
江川邸